「天空の城ラピュタ」では、パズーとシータの屋根の上の出会いのシーンで、手のひらのパンクズを鳩たちについばまれて、自然に心を開いていくシータの笑顔を、演出の私があきれるほどの原画枚数をかけて仕上げてきました。三秒間のカットです。重要なカットとはいっても、ひとつのカットだけがまわりから突出してしまうことは、全体の流れを損なう危険があって、演出としてはためらうことがあります。けれども、シータと鳩のカットには、実際に手のひらで、鳩にエサをやった経験のある者にしか描けない実感がこめられていました。結果としてそのカットは、シータというヒロインの性格を象徴するとともに、少女と少年の出会いのシークエンス全体を間違いなく豊かにしていました。(宮崎駿「二木さんのこと」、二木真希子「世界の真ん中の木」より)
(Source: secretotaku, via gtokio)
#Illustration
ofp:
Usui Matagoro slays a giant white monkey in the mountains of Hida / Kuniyoshi
碓井又五郎飛騨山中ニ大猿ヲ打 歌川国芳 1834~1835年
多嘉木虎之助 河童退治 歌川国芳 年代不詳
毛谷村六助 河童退治 歌川国芳 年代不詳
半上弾正忠新景 山椒魚退治 歌川国芳 年代不詳
隠岐次郎広有 怪鳥退治 歌川国芳 1815~1819年
本朝水滸伝剛勇八百人之一個 大巳貴命 大鷲退治 歌川国芳 1830年
本朝水滸伝豪傑八百人之一個 猪早太広直 鵺退治 歌川国芳 1830~1832年頃
有王丸 大蛸退治 歌川国芳 1833~1835年